高田馬場からこんにちは-NPO高齢期の住まい&暮らしをつなぐ会-

高齢期をいきいきと暮らしたい!住まい・暮らし・仲間を軸にした自分らしい老い支度の情報交換・交流の場をつくっています

私にあった高齢期の住まい~知ってなっとく!複雑な住まいの類型

 中部支部は、2008年から現在までで約20の高齢者向けの住まいの見学をしてきました。

 この5年の間に、サービス付き高齢者向け住宅ができるなど、たった5年間で著しく変化しています。参加したメンバーは、だいたい見学しているものの、やはり、どれが何の特徴があった住まいなのか、一覧表を見ただけでは思い出せません。

 今回は、見学した際の映像を交えて、もう一度特徴をつかみなおしました。

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 また、9/1の防災の日を受けて、中部支部の理事が、自宅の備蓄の中からもうすぐ期限の切れそうな缶詰のパンやお水で炊ける米を持参してくれました。

 「やってみて、食べてみるとよくわかるわねぇ」とそれぞれ住まい以外にも防災についての意見交換もできるのは小さな学習会ならでは。顔が見える関係で、お互いに悩みや疑問点などを話し合える集まりになりました。(o)

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NPO福祉マンションをつくる会

(高齢期の住まい&暮らしをつなぐ会 申請中)

布ぞうりをつくろう!

8月27日は、えんじょいクラブ 夏の特別企画「布ぞうりをつくろう」でした。

 夏は暑いので、涼しいところで出来ることと、モノづくりの企画をしています。

今年は、裂き布を使った草履づくり。
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会場は高田馬場の事務所で、講師は事務局です。
この日のために習いに行ったり練習で何足かつくったりしていました。

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 参加された皆さんは、夢中になって草履を編んでいきます。

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10時からはじめてお昼を挟んで午後には完成! 

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 皆さん初めてとは思えないほど素敵な作品が出来上がりました。(t)
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NPO福祉マンションをつくる会

認知症は怖くない!~オレンジカフェ今出川の取り組み

7/30(水)にライフハウス京都醒ヶ井の食堂をお借りして、「醒ヶ井カフェ」を開催しました。醒ヶ井カフェは、老い支度に必要な地域密着型のホットな?話題を提供し、新しい出会いや気づきが生まれることを期待して今年からスタートした集いの場(カフェ)です。

 今回は、皆さんの関心が高かった「認知症」をテーマに集まりを開きました。

 講師は、同志社大学 社会学部の山田裕子教授です。ソーシャルワーカーの立場で認知症の人とその家族介護者の相談活動に長年携わっている実践者で研究者でもあります。

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 山田先生は、医師や介護者という立場ではなく、社会的に見た「認知症」の症状と歴史についてを丁寧に説明していただきました。

 認知症という病が及ぼす症状についてすべての人が同様の症状が出るわけではなく、人間関係や環境で緩和されることがここ10年で研究がすすみ、ずいぶん解明されていることがわかりました。 

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 講演後の意見交流では、身近な人が認知症を発症した経験談も出ました。

 オレンジカフェ今出川は、認知症の初期の方と支える家族、ボランティアの方が集まり、生活者として個性を発揮する場、楽しみや悩みを分かち合える場としてスタートし、さまざまな取り組みをしています。地域の中に、そういった場所が増え、認知症の理解が進めば、もう少し安心して暮らせるのかもしれません。

 詳細は会報誌でご報告します。(o)

NPO法人 福祉マンションをつくる会 http://www.fukushi-m.jp

東京セミナー「その靴で大丈夫? ~プロから聞く 自分に合った靴選び~」

7月29日(火)、飯田橋の東京ボランティア・市民活動センターで開催しました。

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とても暑い日でしたが20人を超える参加者があり、講師以外はすべて女性。

何らかのトラブルが足にあり、靴にも困っているという方が多かったようです。

講師は、子供用の運動靴「駿足」アキレス㈱で有名なシューフィッターの八巻  さんと岩渕さん。お二人に高齢期の靴を選ぶ際のポイントを教えていただきました。

 まずは自分の足を知ること。

足の形、歩き方のくせなども知っておくことが大切だそうです。

 素足でいるとき痛みがないなら、靴が合っていない可能性があります。

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インソールは色々あり、必要に応じて形をかえることも

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講師が持っているのは、「駿足」(アキレス株)といシューズ。左回りでトラックを走る際、踏ん張りがきいて早く走れるそうです。

 高齢になると筋力が落ちてくるため、足元は不安定になってきます。

靴を選ぶ際は、靴のクッション性、靴裏の面積の多さ、かかと部分や足の甲部分の安定性などを考慮することが重要とのことでした。(o&h)

 

アキレス㈱ http://www.achilles.jp/ 

アキレスの足育相談室(大人もOKだそうです) http://www.syunsoku.jp/other/sokuiku_sodan/

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元気な今、考えておきたいことって?

7月22日に横浜支部の活動がありました。

テーマは「今から考えておきたい生前準備の基礎知識」

本田桂子さんが提唱する「生前3点契約書と遺言書」について学習会をしました。

元気なうちに、予想される事態に備えて役立つ書類をつくっておこうということでした。

・身体が不自由になったとき→「財産管理などの委任契約書」

・判断能力が低下したとき→「任意後見契約書」

・脳死状態になったとき→「尊厳死宣言書」

・自分が最期を迎えた後→「遺言書」

 

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参加者の中には、テレビで取り上げられていたのを見て、自筆で遺言書を書いたという人もいました。子どもたちに迷惑をかけないようにできるだけのことはしておきたいとのことでした。

遺言書はお金持ちのためにあるのではなく、「財産といっても土地や家くらいしか・・・。」という人の方が、残された家族がその後トラブルにならないよう書いておく必要があるようです。

元気な今、大切な家族のために、そして自分が自分らしく生きていくために、できることをまずは考えておくことが大切だと感じさせられる学習会でした。

 

次回の横浜支部会は8月22日。

今回の学習会でも関心が高く話題に上がった「葬送やサポートしてくれる団体について」サロン形式で資料を見ながら意見交換します。(t)

 

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スーパーコート千里中央を見学しました

 関西支部では、ビジネスホテルのスーパーホテルが母体の有料老人ホームです。関西でのシェアは多く、43施設を運営しています。

このスーパーコート千里中央は認知症ケアにも力を入れているとのことで、認知症ケアのフロアには懐かしいパネルがたくさん。このパネルを見ると昔のことを思い出し、穏やかな気持ちになられるそうです。

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見学した会員も懐かしいパネルにくぎ付け。説明そっちのけで懐かしい話で盛り上がっていました。

 お部屋はすべて同じタイプで18㎡です。ここは介護が必要な方の住まいなので要支援から入居が可能です。入居金は0円、月額費用は食費込で約16万円です。

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 スーパーコートのもう一つの特徴はお風呂です。週に1回、お風呂にスーパーホテルでも使用されている天然温泉が運ばれてきます。お風呂場の床には濡れても大丈夫な畳が敷いてあり、冷えや滑り止めとしての効果があるそうです。(お風呂の洗面桶はケロヨン!ここにもレトロな演出が)

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 介護が必要になってからの住まいはなかなかイメージがつきにくく、何をもって良いとするのかは判断しにくいです。ですが、複数の会員の目があると自分だけでは気付かなかったところも発見することができます。

 今後も会員向けには住まい見学をし、会員同士の情報交流をしていきます。(o)

 

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横浜支部交流会 崎陽軒の工場見学

横浜支部では6月19日にシウマイで有名な「崎陽軒」の工場見学に行ってきました。

崎陽軒横浜工場は、新横浜駅からバスで10分ほどの「港北インター」のバス停から歩いてすぐ。

まずは、大きなお部屋で崎陽軒の歴史についてのビデオを見ます。

その後は、館内を回りながら展示の説明。

 崎陽軒といえば、ひょうちゃん。初代の展示がありました。

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お弁当の包み紙には、「窓から外に投げ捨てないでください」

昔は汽車の窓から空の弁当箱を捨てて、子供が怪我をするなんてことがあったそう。

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シウマイ娘の展示も。

当時はあこがれの職業だったとか。

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待ちに待った、試食の時間。

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月餅と、特製シウマイ、シウマイの試食。

出来たてが食べられるのはココだけとのこと。おいしかったです!

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横浜の人からすると、とてもなじみのある崎陽軒。

それぞれのエピソードや新たな発見など、楽しい時間となりました。(t)

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