5/19(土)にもうひとつの住まい方推進協議会の総会後、記念フォーラムが開催されました。
テーマは「多世代居住の可能性」で、元日本女子大学の教授の小谷部育子さんに自身が研究をされていた「コレクティブハウス」についてのお話をうかがいました。
家族形態の多様化、小規模化により直面するデメリットの部分を集合住宅で暮らしあってカバーしあい、なおかつコミュニティのある豊かな暮らし方ができるというのがコレクティブハウスのメリットです。
一戸建て、集合住宅につぐ第3の住宅としてのコレクティブハウスは以前から注目されていましたが、震災以降、つながりのある住まい方としてもさらに注目されそうです。
コレクティブハウスとは別に具体的な事例として、東広島にあるC-CORE東広島という地域貢献型多世代賃貸住宅が紹介されました。地方都市で、企業が取り組んでおり、なおかつ地域福祉の拠点と住まいが合わさったものも珍しく、若い世代から高齢者、障がいを持った人まで幅広く住まう住宅について参加者からはさまざまな質問がとびかいました。
さまざまな暮らし方が広がっていることがわかったフォーラムでした。(o)