高田馬場からこんにちは-NPO高齢期の住まい&暮らしをつなぐ会-

高齢期をいきいきと暮らしたい!住まい・暮らし・仲間を軸にした自分らしい老い支度の情報交換・交流の場をつくっています

シニアのコミュニティ型住宅「スマートコミュニティ稲毛」見学しました

テレビなどでも取り上げられ話題になっている「スマートコミュニティ稲毛」を、東京支部で見学してきました。
まずは住宅が分譲型で譲渡や相続可能だという点。
関西には比較的多いですが、関東の有料老人ホームやサービス付き住宅では利用権、または賃借権のものがほとんど。
どのような利点、あるいはデメリットがあるのか知りたいと考えました。
またコミュニティ型というコンセプトも他にはない注目点でした。

まず案内してもらったのが、大きなダイニング。
このダイニングをはじめとして、共用で使う施設がすべて集まっているのが「クラブハウス」棟です。
入居する場合、分譲住宅の購入と同時に、
このクラブハウス棟の利用権を取得し会員になります。

とにかく広いことにまずびっくり。まずは模型で説明してもらうほどです。

茶室もあれば…

工芸室で陶芸を楽しむこともできます。

圧巻はダンスホール!天井が高いのでバドミントンに利用することもあるとか。

この住まいのコンセプトは「元気な時間を仲間と楽しむ住まい」。
そのためのありとあらゆる設備が整っているという感じでした。
中での活動は入居者が自主的に行っているということでした。

続いては住宅棟です。


シニア向けとはいえまだお元気な方向けなので、
バリアフリーになっている以外は一般向けの住宅とほぼ同じ。
極力余分なものを絞っているので、費用的にも相場より安めに抑えられています。

もちろん将来的には体が弱ったり、介護が必要なことも出てきます。
現時点では地元の病院との連携を持ちながら、
時期を見てクラブハウス棟の中に訪問介護ステーションをつくる計画もあるそうです。

また今までの住宅とは違う住まいに触れられた一日でした。(k)