高田馬場からこんにちは-NPO高齢期の住まい&暮らしをつなぐ会-

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サービス付き高齢者向け住宅を見学しました「Cアミーユ 北戸田」

昨年10月にスタートした「サービス付き高齢者向け住宅」の登録制度で、高齢期の住まいがまた編成しなおされている真っ最中です。
 2020年までに60万戸を目標に整備が進められており、「自宅の近くにも新しくできたわ」という方も多いのではないでしょうか。
 賃貸住宅で、さらにちょっとしたサービスもあるということで、今後の住まいとして期待されていますが、実際どのようなものなのでしょうか。
 10月5日、福祉マンションをつくる会の東京支部会員で見学会を開催しました。高齢者住宅業界でも大手の㈱メッセージが手掛ける、「Cアミーユ 北戸田」です。


全部で62戸あり、中型のマンションという感じです。


まずは映像を見ながら、Cアミーユの特徴やサービスについて説明してもらいました。


 いよいよ部屋見学。モデルルームでポイントが書いてあるので確認しやすいです。
玄関は普通のマンションと同じですが、開けやすく軽い素材を使用。


 キッチン。ちょっと小さいですが、何とか調理もできそうです。収納は少ないです。足元は車椅子でも利用しやすいようになっています。


 部屋全体の様子。25㎡ありますが、やはり狭いという印象です。
サービス付き高齢者向け住宅の基準では、共用部分が充実している場合には18㎡でもよいことになっていますが、Cアミーユはどこでも25㎡の広さにしているそうです。
今住んでいるところの荷物をどうしようかしら?という声が。


 昼食を体験しました。このときのメニューはカレーライスでした。
地域のアミーユの調理は一括でセンターで行い、仕上げ調理は個別に厨房で行っているとのこと。
地域展開しているからこそできることです。


 ここは元気なときから介護になっても住めますが、介護になったときのサポートがいろいろと考えられています。これは、自宅での入浴が難しくなったときでも使える機械浴室です。

 Cアミーユは基本的にどこも訪問介護ステーションが併設されており、ケアマネジャーがいるときは、部屋まで訪問して相談に応じてくれるそうです。もちろん外部の訪問サービスを利用することもできます。
 さらに、介護サービスでフォローできない短時間の移動や排せつの関わる介助は、生活サービス費の範囲内でやってもらえるそうです。
 見学会参加者からは、きめ細かいサポートはありがたいが実際にどこまでできるのか疑問、という声も出ていました。
(k)