表参道にある東京ウィメンズプラザで、フリーライターで早稲田大学文学学術院教授の永江朗さんをお招きして「老後は京都に住もう」と題したセミナーを開催しました。
永江さんは、50代で京都の町家をリノベーションして東京と京都での二地域居住を実践、住まいづくりの体験記をまとめた「そうだ、京都に住もう。」を書かれています。
永江さんのお話は、まるで京都のまちなかを歩いているような、聞いているほうも楽しくなってくるようなお話で臨場感あふれていました。またヨソから見た京都での暮らし、人間関係などもお話されました。
また第2部では、老後はどうする?というテーマでもお話してもらいました。
当会の四方睦子副理事長も登壇し、同じ50代の二人が老後はどういうイメージをしているかを対談しました。
永江さんは、今日、この後死ぬかもしれないし、一日一日を大切に過ごしていきたい。老後についても選択肢を3つ考えているけれど、今はまだ決定じゃないと話されました。それより、本も書きたいし、暮らしを楽しみたいと思っているとのこと。
四方さんは、10年先のことを頭に入れて、老後の住まいの選択もいくつか考え、遺言書も夫婦で作成済み。それだけではなく、どういう自分になっていたいかを考えて今を行動しているそうです。具体的にはハープが弾けるようになっていたい、とのことで現在は目下練習中だそうです。
二人の考える老後に対する時間は1日ごとか10年先かで違いはあるものの、未来のことも考えながら、でもそれだけに追われるのではなく「やりたいことをやる!」という部分は一致しているようでした。(o)