高田馬場からこんにちは-NPO高齢期の住まい&暮らしをつなぐ会-

高齢期をいきいきと暮らしたい!住まい・暮らし・仲間を軸にした自分らしい老い支度の情報交換・交流の場をつくっています

サロンで仲間づくり

 

福祉マンションをつくる会では毎月第3水曜日、事務所のスペースを利用してサロンを開催しています。

2013年初めのサロンは7人が集まりました。いつも特にテーマはつくらず自由におしゃべりしていますが、今回初めて参加したAさんから「認知症になったときや自分が死んだあと、誰に託そうか悩んでいるのだけれど、皆さんのお考えを聞かせてもらえませんか」というお話がありました。そこで後見人や死後の片づけについてどんな準備をしているかそれぞれの思いを話し合いました。

参加者のBさんはお子さんはいません。そこで親しくしている姪の1人に死後の片づけについて頼み、そのぶん余分に遺すことにしたそうです。「誰にも世話にならない最後は無理。ちゃんと頼んだうえでお金も遺してあげれば、お互いにいやな思いはしないで済むんじゃないかしら?」

Cさんは入居している施設と死後の片づけ、後見人の契約を結んでいます。今では施設によってはそのようなサービスがあるところもありますので、住まいと一緒に検討するのもよいアイディアかもしれません。

さまざまな意見を聞くなかで、初めは硬い表情だったAさんもしだいに緊張がほどけてきたようでした。最後は笑顔で「また来月会いましょうね!」

健康のことから近所とのお付き合いのこと、趣味のことまで毎月こんな感じで集まっています。毎回参加するうちにメール交換をしたり、次のイベントに誘い合って参加したり・・・友だちの輪が広がっているようでうれしいです(k)