高田馬場からこんにちは-NPO高齢期の住まい&暮らしをつなぐ会-

高齢期をいきいきと暮らしたい!住まい・暮らし・仲間を軸にした自分らしい老い支度の情報交換・交流の場をつくっています

医療と連携した住まいは安心?

 

横浜支部で横浜市緑区にある「サービス付き高齢者向け住宅 タオルミーナ」を見学しました。運営は医療法人赤枝会で、透析患者のために病院に通いやすい住まいを支援したいということから運営を始めた経緯があります。

法人では、医療病床と介護病床併設の病院や、介護老人保健施設、特養などもあり、本人と体調の変化にそって支える体制ができています。

 

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入居条件は入居時の年齢が60歳以上、助けを借りながらでも自立した生活ができる人で、聴覚、視覚障害者なども受け入れています。

 

46室ある居室の中で1番多いのは1K 26㎡の広の部屋。IHコンロ付きの小さなキッチンに浴室、トイレがついています。自由に使える共用施設は、洗濯機と乾燥機が置かれた洗濯場、談話室があります。食堂はないので朝夕の食事は部屋に配食を行っています。

 

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談話室が入居者の交流の場です

 

 

家賃は70,000円から。その他に共益費と生活支援基本サービス費10,000円が月額かかります。生活支援基本サービスは、安否確認と生活相談です。

安否確認は、ほとんどの入居者が住宅内にある訪問介護事業所の訪問介護を受けている為、ヘルパーとフロントが連絡を取り合って確認しているとのことでした。

 

見学後の感想では、通院が頻繁になるようだったら、賃料も安いし安心できるという意見が多くある一方、元気な人が余暇や生活を楽しむとしたらここは合わないかもという意見もありました。 (h)