中部支部では、「介護と住まいのお金」をテーマに学習会を開催しました。
午前中は、住宅型有料老人ホームのライフハウス千種2を見学し、この住まいの説明書である「重要事項説明書」も合わせてよみときました。
ライフハウス千種2は千種駅から徒歩7分と利便性も良く、近くにスーパーなどもあるのですが、この日は出張八百屋がきていました。野菜や果物が1~2人暮らしだと大型スーパーなどでは多すぎるため、この八百屋さんはちょうど良い量に調整して販売してくれていて、入居者はとっても助かっているそうです。
お部屋は1LDKから2LDKとコンパクトに機能を集中させた住まいになっています。どういった暮らし方ができるのか、それぞれイメージを膨らませました。
さて午後は、ここの住まいも含め自立した高齢者向けの住宅がいくつかありますが、介護が必要になったときはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
自宅からこのライフハウス千種2へ住み替え、介護が必要になった時と高齢者向けの賃貸住宅に暮らして介護が必要になったときの月額費用を見比べてみました。
同じ条件で長年暮らした場合にかかる経費はそれほど変わりません。ただし、自分がどういった暮らし方をするか、何を求めるかでお金だけではあらわせない部分も見えてきました。もう少し会ではいろいろな状況を想定した住まいと介護のお金について研究していきます。(o)
NPO法人福祉マンションをつくる会 http://www.fukushi-m.jp