保証人が必要というと、どんな時を思い浮かべるでしょうか?
シニアの場合、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅へ入居するとき、病気などで入院するときが考えられます。
以前であれば家族やそれに近い人に頼むことが多かった保証人を、第三者に依頼することを考えている人が増えています。子供がいなく兄弟も自分より高齢であったり、子供がいても負担をかけたくない、など理由は様々ですが、高齢であっても全て家族まかせではなく、自分のことは自分で決める、というスタンスが当たり前になりつつあるからでしょう。
そんな声にこたえる、保証やその他の生活支援を請け負う団体があります。6/27に高田馬場で開催した学習会では4つの団体のパンフレットを取り寄せて、内容を読みこんでみました。
保証に加え、死後の葬儀や埋葬、成年後見、病院への付き添いなどの支援、とより多岐にわたってその人の生活を支えられるサービスを提供していることがわかりました。また仕組みは違いますが、どの団体でも同じくらいの費用は必要そうだということも見えてきました。
参加者からは、「こんな団体があることを知らなかった」「選べるということを前向きにとらえ、どうするか考えていきたい」「まずは自分がどうしたいか整理しながら利用できるところはしていきたい」という感想が出ていました。(k)
NPO法人福祉マンションをつくる会 http://www.fukushi-m.jp/