都心で紅葉を楽しめるところはないかしらと探していた矢先、インターネットで見つけたのが根津美術館の庭園。9月のことでした。
ホームページの写真はすばらしく一目で気に入りました。でも今年は異常気象なので問い合わせたところ、12月だったら大丈夫でしょうという返事。よって12月5日に実施を決定し、当日となりました。
表参道に集合したのは総勢14名。美術館へ向かう道にはとてもおしゃれな有名ブランドのお店が立ち並んでいました。そんな場所なのに美術館の入り口は大きな竹垣で覆われていてちょっとびっくり。
美術館では特別展「井戸茶碗 戦国武将が憧れたうつわ」が開催されていました。
一見素朴な風情の茶碗が、なぜ戦国武将を魅了し、利休、遠州などの茶人の心を引き付けたのか、ゆっくり鑑賞していると少しは感じる事ができた気がしました。
外の起伏に富んだ庭園にはお茶室が4室もあり、他にカフェも併設されています。
ゆっくりお茶を飲みながら庭園を眺めると、とてもここが都会の真中にあるとは思えません。池にはなんと船?も浮かんでいました。
この日は風もなく天候に恵まれたせいで、気持ちのよい散策ができたようです。庭師の方にお聞きしたら春には桜が見ごろとか。「そのころもう一度来たいね」と言いながら庭園を後にしました。
不思議発見!。松竹梅を表したわら細工で、縁起物だそう。(h)
NPO法人福祉マンションをつくる会