高田馬場からこんにちは-NPO高齢期の住まい&暮らしをつなぐ会-

高齢期をいきいきと暮らしたい!住まい・暮らし・仲間を軸にした自分らしい老い支度の情報交換・交流の場をつくっています

中学生が訪問取材に来ました

 12月、神奈川県藤沢市にある藤沢市立湘洋中学校の2年生、男女6人の生徒さんが訪問取材で高田馬場の事務所までいらっしゃいました。

 NPOなどの団体についてインターネットで調べ、学生自ら訪問先に電話をかけ、学生だけで事務所へ行き取材、結果をまとめるという総合学習だそうです。

 電話を受けたときは「何かの間違いでは・・・」と思ったのですが、「NPOで働くこと」と「福祉マンションをつくる」ということに関心を持ったとのことで、当日とてもきらきらとしたまなざしでたくさんの質問をされました。

 会の活動、福祉マンションのこと、介護のこと、みなさんにはまだまだ先のことなのに、何かのヒントになったのだろうかと思っていた矢先、びっしり書かれた感想文をそれぞれからいただきました。

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<抜粋>

・僕はいままで自分の老後のことなんて全く考えていなかったけれど、今回の訪問を機会に、自分の老後のことはとても大切だということがとてもよくわかりました。

・私自身も祖母があまり近くには住んでいないので、会えないと心配になります。なので、福祉マンションのような建物が祖母の家の近くにもあってほしいと思います。

・「人が生活する場所」というのは「自分の居場所」だと思います。死ぬまでいるその居場所はとても大切なものだと思います。そんな大切なものをNPO法人の団体としてご活動されていることに興味を持ちました。

・元気なうちから将来のことを考えるのは難しいことだと思います。「動けなくなったらおそい」なと思いました。

・人権教育でやったのですが、人のことを考えられない人ばっかりの国はつぶれてしまうといっていましたが、人のことを考えなかったらこのようなこと(福祉マンション)もできないと思います。

・マンションの設計までできませんけど、高齢者の方に役に立つよなことを積極的に行っていきたいと思いました。

 

 素朴な感想の中にもユニークな回答もあり「人のことを考えられない国はつぶれる」には驚きました。当会の名称の「福祉マンション」の「福祉」は措置的福祉ではなく、それぞれができることを持ち寄って自分たちでつくっていく「福祉」を意味しています。

活動内容を通して、若い人たちに何かメッセージを残せたならうれしい限りです。(o)

 NPO法人 福祉マンションをつくる会 http://www.fukushi-m.jp