3月10日に横浜支部では体の老いじたくセミナーを行いました。
今回は「いきいきと暮らすためのお口のレッスン」がテーマ。
食べる、話すなど、生活の起点となる口ですが、なかなか衰えを感じにくい部分でもあります。
歯周病が全身疾患につながるなどの新聞記事もあり、普段自己流に行っているお口のケアがあっているのかしら?という疑問もあります。
そこで、横浜市の委託を受け訪問歯科や幅広い世代に口腔ケアの講座を行っている、歯科衛生士の川野伸子さんよりお話をして頂きました。
なぜ口の体操が必要なのか。
食べる・飲み込むためには40もの筋肉を使っているそうです。
舌も筋肉のひとつ。食べるときに舌がどんな動きをしているかをみんなで感じました。
お口の筋肉も普段使わないところは衰えていきます。足腰の筋肉を鍛えるのと一緒で、お口の体操で筋肉を刺激することが必要です。
おしゃべりすることや笑顔をつくることも顔の筋肉を刺激するひとつ。
それに加えて、食前や歯磨きをしながら体操やストレッチをすることで元気なお口を維持できるようです。
他にも、鏡を見ながら口の機能について丁寧な説明をしてくださり、歯みがきのコツや、歯間ブラシの使い方、お口のストレッチや体操、舌のお手入れを教わりました。
個人的な悩みにも答えて頂き、とても日頃のケアの参考になりました。
お口が元気だとからだも元気。
いきいきと暮らすためにも、お口のケアは重要のようです。(t)
福祉マンションをつくる会 http://www.fukushi-m.jp/