先日の2月20日、福祉マンションのひとつ
伊豆市にあるライフハウス友だち村で「認知症サポーター養成講座」が開催されました。
はじまりは、福祉マンションをつくる会で昨年5月に開いた学習会。
認知症の人たちがどのような世界で暮らしているのかがわかる
DVDを見たことでした。
「認知症のことをもっとくわしく専門家に聞いてみたい」
「認知症を理解し、支えるにはどんなことができるのか知りたい」
ご近所の方やスタッフも加わり、24人の参加で講座開始。
講師は伊豆市地域包括支援センターの渡邉美佐子さん。
お仲間のケアマネジャーも寸劇の役者として大活躍。
まずは認知症の方が「同じものをたくさん買ってきてしまったとき」
「洗濯機がうまく使えなかったとき」など困った場面を想定して、
自分だったらそんな手助けができると思うか、考えてみました。
次に認知症の基礎知識。認知症の症状である記憶や判断力の障害は
防ぐことはなかなか難しいのですが、そのあと周りがどのようにサポートするかで
困った行動を減らしたり、誤解や行き違いによる感情トラブルは抑えられるとのこと。
また「もしかして認知症?」と思ったらやはり病院に行ってみるのが一番。
豊富な経験から、信用できる近くの専門医も教えてくれ、皆熱心にメモを取っていました。
そして最後は認知症にならないための脳トレ。
呼吸の体操やかなひろいあそびなど普段なかなか意識してやらないことを
やるのは脳の活性化にとてもよいそうです。