高田馬場からこんにちは-NPO高齢期の住まい&暮らしをつなぐ会-

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私が決めなきゃ誰が決める?遺言書と生前準備

11/18(月)京都で、澤田有紀弁護士を招いての学習会を開催しました。

弁護士でなおかつ女性、実務経験も豊富な方にお話をお聞きする機会はなかなかなく、とても貴重な場になりました。

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統計によると相続でもめているのは、資産が5,000万円以下がもっとも多く全体の74%だそうです。

遺言書がない場合、法定相続で平等に分割されますが、遺されるものは現金だけではなく、持家といったすぐに現金に換金できないものも平等に分割されることになるため、もめごとになりやすいそうです。

いくら法的に平等といっても、それぞれの思惑や生前の関係で不平等を訴えることが多いようです。兄弟間で、それぞれの孫にもらったお年玉の金額まで拾い上げて平等さを求めるケースもあったとか。

 

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 今回は特に女性の方の参加が多く、妻であったり、母であったり、娘であったりそれぞれ立場は違うものの、女性ならではの悩みも講師と共有できたため、満足度の高い集まりになりました。やっぱり、人任せじゃなく自分で決めよう、と考える人への一助になったのではないでしょうか。(o)

 

NPO法人福祉マンションをつくる会

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