高田馬場からこんにちは-NPO高齢期の住まい&暮らしをつなぐ会-

高齢期をいきいきと暮らしたい!住まい・暮らし・仲間を軸にした自分らしい老い支度の情報交換・交流の場をつくっています

空港の裏側をえんじょいクラブで見学!

7月2日(水)にえんじょいクラブでJALの工場見学に行ってきました。

飛行機は乗ったことがあっても、格納庫はなかなか見学する機会がありません。

参加者みんな楽しみにしていました。

東京モノレールで「新整備場駅」へ。

建物の中へは、全員が「日本航空入館カード」をもらい、バーコードをかざしてゲートの中に入ります。さすがのセキュリティ。

 

展示スペースには歴代の制服展示や皇室特別フライト展示などもあり、「懐かしい!」という声も上がりました。

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ミニスカートがはやった時代の制服。

当時のストッキングは丈夫なものがまだ出回っていなかったそうで、キャビンアテンダントさんの制服は、なんと、クリスチャンディオールのストッキングが支給されていたそうです。

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ジャンボジェットの模型や、制服体験など展示スペースだけでもかなりのボリュームでした。

その後、航空教室で映像を見ながら飛行機や羽田空港について話を聞きました。

羽田空港は、3分に一機が離発着しているそう。山手線並みの多さに驚きました。

飛行機ができるまでの映像も面白く、少しずつ移動しながらパーツを組み上げていくその姿は、自動車の工場の様でした。

 

さて、待ちに待った格納庫見学!

2つのグループに分かれて案内を受けます。

貴重な政府専用機も見ることができました。

参加した皆さん大興奮でした。

最後にJALの小型機、ボーイング737と一緒に記念撮影。

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その後、羽田空港国際線ターミナルの江戸小路でお昼ご飯を食べました。

工場見学の興奮がさめず、おしゃべりに花が咲いた交流会でした。(t)

 

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中部支部「ゴジカラ村を見学」

6/20(金)長久手市にある「ゴジカラ村」を見学しました。

現長久手市長の吉田一平さんが、雑木林をそのまま活かして幼稚園、特養、デイサービス、ケアハウス、専門学校といった建物を点在させた「村」です。

 「ゴジカラ」の意味は、日中は仕事や責任、時間に追われる時間を過ごすけれど、「五時から」は時間にとらわれない、自由な暮らし方ができる、そういう場所を意味するそうです。

高齢者、子供、若者、多世代がまじりあって暮らすことは、いろいろメリットやデメリットもあるそうですが、それぞれが折り合って、挑戦しながら運営をしているそうです。

見学させていただいた一部分をご紹介。

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入り口付近。車道と歩道の間にかわいい掲示がある。

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1階は幼稚園、2~3階は特別養護老人ホーム。

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特養の中のカフェ。中の人も外部の人も利用できる。

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もりのようちえん。賑やかな入り口。

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これが園庭。雑木林の中を自由に走り回れる。

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ケアハウスの食堂。近くにある専門学校の生徒も学食として利用することも。

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食堂外のデッキ。まるで別荘のよう。

 

たくさんの施設があるので概要をつかむのは本当に大変で、さらにこの環境、雰囲気は一度見てみないと伝えるのは難しいな、と感じました。(o) 

 

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サ付きと違う?                     「ケア付き賃貸住宅 ドレミハウス世田谷」見学

5月15日(木)、京王線の仙川駅から徒歩約15分、4月にオープンしたばかりの「ケア付き賃貸住宅 ドレミハウス世田谷」を見学しました。

f:id:mansion294:20140515105724j:plain周りは、三鷹市の保護樹林がいっぱい

✿ケア付き賃貸住宅とは?

政府が高齢者向け住宅の整備を急ぐため、空き家の転用を進める政策を出し、ドレミハウスは大手企業の独身寮だったそうです。既存の建物を改築するためコストが抑えられ、そのため家賃が安くなっています。機能的には、「サービス付き高齢者向け住宅」と同じです。今後もこのタイプは出てきそうですが、運営会社によると高齢者の住まいとして認可を受けるのに条件が多く、なかなか大変だとのお話でした。

✿入居条件は?

入居時の年齢が65歳以上で、自立、あるいは要介護状態の方。保証人が必要です。

f:id:mansion294:20140515115217j:plain 社員寮の名残が残っている、外廊下

✿建物や部屋はどうなっているの?        

鉄筋4階建てで、1階にフロント、美容室、食堂、個浴用浴室などがあり、中庭はカフェスペースになっています。居室数は全75室で、広さ約21㎡のワンルーム。どの部屋にもIHミニキッチンにトイレ、洗面台、緊急呼び出しボタンがついています。

f:id:mansion294:20140515111153j:plain 食堂で説明を聞きました。

✿生活支援サービスの内容は?

安否確認(深夜2回の訪問あり)、生活や健康相談、緊急時対応などを含め、24時間スタッフが常駐し対応します。そのほか、デイサービスと訪問介護ステーションが併設され、近隣の24時間対応クリニックによる往診と地域の総合病院との連携により、ターミナルケアにも対応するそうです。

✿費用はどれくらいがかかるの?

入居金0円の場合

入居金300万円(5年償却)の場合

家賃 約10万~12万円

家賃 約5万~7万円

共益費 約2万円

共益費 約2万円

生活支援サービス費 約4万円

生活支援サービス費 約4万円

食事代約5万円

食事代 約5万円 

(h)

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最期は桜の下で・・・

 5月23日、中部支部では豊田市にある洞泉寺が運営している樹木葬を見学しました。

洞泉寺は700年の歴史ある大きなお寺です。3月に完成したばかりの桜樹と眠るお墓は大きなしだれ桜の下に1区画ずつの石の下にお骨を入れ、土に還っていくお墓です。

 副住職から丁寧なお話をしていただき、案内していただきました。このほかに永代供養墓として仏様と眠るお墓とお星さまと眠るお墓があります。

 ご住職のお話によると、家族構成が変化している中で、誰かが供養してくれる場所があることが安心につながり、そういったニーズを受けてつくられたそうです。見学にたくさんの人が訪れ、すでに募集の半数は契約をされているそうです。

 支部としてお墓を見学したのは初めてで、愛知県での新しい取り組みに刺激を刺激を受けました。(o)

 

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↑↓桜樹と眠るお墓

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女性のためのねんきん講座~どこが変わるのか~

 4月23日に東京ボランティア・市民活動センターで

「女性のためのねんきん講座~どこが変わるのか~」をテーマに、

社会保険労務士の越澤美恵子さんよりお話いただきました。

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昭和17年に男性のみが対象だった労働者年金保険法から始まり、

昭和36年の国民皆年金、昭和61年基礎年金の導入、

いまの年金体制になって、28年ということに驚きました。

 

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世代間扶養の限界もあり、給付と負担のバランス調整が行われていること

女性のライフスタイルよって、もらえる年金の額が大きく変わること

遺族年金についてなど、

年金支給の繰り下げなど、

少し難しいけれど、理解しておかなければいけない仕組みを教えていただきました。(t)

 

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京都・醒ヶ井カフェ、始動します

 関西支部は、京都に暮らしている会員も含まれています。大阪での支部会とは別に定期的な集まりを開いています。

 2月は、元気なときから住まえるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「ハウスセゾン京都山科」を見学しました。ある程度の広さがあるサ高住は京都府ではここしか見当たらず、ちょっとのサポートで十分なときの住まいの選択肢のひとつとして見学させていただきました。

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 かつてのファミリータイプのマンションを最低限の改装してあり、その分居住者の費用負担を抑えています。狭いタイプの高齢者住宅を今まで見学していたので、広さと懐かしさは新鮮。畳は膝に負担が少ないのであえてこのままにしているそうです。

 

 京都でも高齢者向けの住まいがたくさん増えています。

 やっぱり地元に密着した情報や集まる場所が必要!という声があがりました。そこで、私たちの会もかかわってできた住宅型有料老人ホーム「ライフハウス京都醒ヶ井」の食堂をお借りして、3か月に一回「醒ヶ井カフェ」を開催することにしました。

 紙面やテレビの情報だけでは追いつかないくらい時代は常に変化しています。誰かの体験談、地域に密着した小さな事業、健康づくり、老い支度に必要な情報を気軽にお茶を飲みながら楽しみながら参加できる場としてスタートしていく予定です。ご期待下さい。(o)

↓は第1回の醒ヶ井カフェ。テーマは「ここは変わるぞ!介護保険」

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老い支度を一歩すすめたい

 関西支部は、老い支度を一歩すすめたい、もっと具体的に整理したいといろいろな角度から学習会をしています。

 1月は、任意後見人を決めた会員の体験談を話してもらいました。身元引受や身元保証をしてくれる団体も増えてきていますが、ご自身がどのように準備をしてきて、今に至るのかを聞けるのはとっても貴重です。

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 2月は、いざ介護が必要になってからの具体的な選択肢として介護付き有料老人ホーム「結いホーム宝塚」を見学しました。事業主体は社会福祉法人 聖隷福祉事業団が医療・福祉の分野では80年以上の実績がある法人です。宝塚地区でも30年以上の実績があり、介護が必要になってから入居するならばと実績と費用を含めて検討して、こちらを見学させていただきました。

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 3月は、介護保険の動向。来年の春に改正になりそうな部分を井上理事長に話してもらい、今の状況を整理しました。

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 さて次回は・・・

今まで、掘り下げて学習してきたので、立ち戻って老い支度でどういった準備をしておくのか、一番最初の入り口をおさらいすることにしています。自分の人生設計を自分でする場にしていきます。(o)