高田馬場からこんにちは-NPO高齢期の住まい&暮らしをつなぐ会-

高齢期をいきいきと暮らしたい!住まい・暮らし・仲間を軸にした自分らしい老い支度の情報交換・交流の場をつくっています

京都でサロン「老い支度・物の処分」

 関西支部は、大阪・京都・兵庫を含む支部です。活動の中心は、どうしても会員の多い大阪が中心になりがちですが、京都は京都で集まって話がしたい!ということで京都地区サロンを開催しています。

今回のテーマは「老い支度」。会場は、私たちの会も携わってできた住宅型有料老人ホーム「ライフ&シニアハウス京都醒ヶ井(下京区)」の食堂をお借りしました。

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入居されている方も参加されて、15人ほどのにぎやかなサロンになりました。

 テーマのひとつにになったのが物、特に写真の処分。親のもの、自分のもの含めてどうやったら整理できるのかを一緒に智恵を出し合いました。

 入居されている方からは、旅行などのイベントごとの写真はこれという1枚を残してあとは処分。そのまま段ボールひとつにに入れてきたという人も。

なにより、親が遺した写真の処分が大変つらかったという体験談から、自分のものは遺った人のことを考えてすっきりさせたいというのが大方の意見でした。

 そんな中ひとつのアイディアとして、スキャナで読み取ってすべてCD-ROMに焼き、好きな時に見られるようデジタル機器を活用しているという意見があり、なるほど!と時代の進歩を実感。

 無理に処分しようとつまづく前に、こういった体験談や整理法を知りるというのは、一人ではなかなかできないことではないでしょうか。こういった思いや悩みをお互いの智恵、工夫で少しでも解決できる場としてのサロンを今後も続けていきたいと思います。(o)